私が委員長を務めます「少子化・人材育成確保対策特別委員会」の初委員会を開催しました。執行部より山口県の少子化の現状について令和4年度の出生数が7,762人。出生率は1.47で人口置換水準(人口を維持する為に必要とされる水準、日本では2.07)を大きく下回っている。少子化の要因は①25歳から39歳の女性人口の減少(若い女性の転出超過)②未婚化③晩婚化④晩産化⑤経済情勢、雇用情勢といった経済的な要因⑥家庭や職場の子育て環境など様々な要因がある等の説明を受け、質疑応答を行いました。
その後、参考人として内閣官房参与(社会保障・人口問題担当)山崎史郎氏(下関市出身)より「人口減少社会を考える ~未来への責任~」と題してリモートで講演を頂きました。山崎氏は出生率向上の方策は①結婚支援②不妊治療・ライフプラン③仕事と子育ての両立支援④育児負担の軽減をあげられ、又東京一極集中の是正が重要だと話されました。今後の委員会審査の大変参考になりました。これから令和6年12月まで全12回の委員会審査を行い、政策提言をまとめて参ります。