県議会環境福祉委員会の審査が始まりました。私からは「3回目のワクチン接種」のついて質問しました。以下議事録を添付します。
【二木委員】
3回目ワクチン接種についてお伺いします。
 コロナ感染症拡大防止に向けたワクチン接種については、本県では県独自の優先接種の設定や広域的集団接種会場の設置など、県民の安心・安全の確保を図りながらも、全国上位となるペースで迅速に接種が進められ、希望する方への接種が10月末には概ね完了されました。
 これは、一刻も早くコロナを収束させるために、県が市町や医療関係団体等と緊密な連携・調整等を図った結果がしっかりと現れたものであり、高く評価するとともに、全ての関係者の方々に御礼を申し上げます。
 本県の新規感染者数が0人の日が多く見られるのも、このワクチン接種の効果が十分に発揮されているものと思っております。
 しかしながら、ワクチンは時間の経過とともに、感染予防や重症化予防の効果が低下すると言われており、感染防止対策を進める上で、希望される方への3回目ワクチンの追加接種を迅速・円滑に進めることが重要となります。
 そこで、3回目のワクチン接種について、今後どのように進めようとされるのか、スケジュールの見込みも含めお尋ねいたします。
【新型コロナウイルス対策室次長】
 ワクチンの接種効果は、時間の経過とともに低下することから、3回目接種を、迅速かつ円滑に進めていくことが重要であると考えています。
 このため、県では、速やかに3回目接種が開始できるよう、市町や関係機関と連携を密にしながら、早め早めの準備を進め、今月1日から医療従事者への接種を開始したところです。
 医療従事者については、1、2回目と同様、県において医療関係団体と接種体制等の調整を行い、コロナ患者を受け入れる入院医療機関や診療・検査医療機関を皮切りに、来年の2月中の接種完了を目指してまいります。
 また、一般向け接種については、年明けの1月から高齢者への接種が、3月からは一般県民への接種が各市町において開始されることから、県としましては、ワクチンの安定供給や接種に係る従事者の確保、県集団接種会場の設置など、円滑な実施に向けた支援を行ってまいります。
 なお、3回目接種については、原則8か月以上の間隔をおいて行うこととされていますが、現在、国において、接種間隔の短縮の検討がされているところであり、国の動向を注視し、適切に対応してまいります。
【二木委員】
 ありがとうございます。3回目ワクチン接種を迅速・確実に進めるためには国からの安定的な供給が不可欠となりますが、ワクチンの確保の状況についてお伺いします。
【新型コロナウイルス対策室次長】
 3回目接種に必要なワクチン確保についてですが、現時点、国からは、2回目接種完了から8か月を経過した方の人数に応じて、来年3月実施分までの配分量が示されており、すでに、1月実施分までのワクチンについては県内に届いているところです。
 また、お示しのように3回目接種を着実に進めるためにはワクチンの安定供給が重要であると考えており、引き続き、全国知事会等を通じ、必要量が円滑に供給されるよう、国に要請してまいります。
 県としましては、3回目接種の実施にあたり、希望する県民に対し、迅速かつ安心・安全に接種が進むよう、引き続き、市町や関係団体と一丸となって、しっかりと取り組んでまいります。
【二木委員】
 ありがとうございます。今後とも県民の皆様の命と健康を第一に、安心した日常生活を取り戻せるよう、3回目のワクチン接種について、しっかりと取組を進めてください。よろしくお願いします。