新年おめでとうございます。
 皆様には希望に溢れる輝かしい新年をお迎えの事とお喜び申し上げます。
 さて昨年は多事多難な一年となりました。長引く新型コロナウィルス感染症は第八波を迎え国民生活や経済が一層厳しい状況となりました。
 そしてロシアのウクライナ侵攻は世界中に衝撃を与えました。19世紀の帝国主義のような軍事力や経済力により他国の主権を犯し領土を奪う侵略行為は決して許されぬ蛮行です。この影響で原油が高騰し、あらゆる物価高に繋がり国民生活や経済に悪影響を及ぼしました。
 さらに7月に行われた参議院選挙のさなか演説中の安倍晋三元総理が銃撃され非業の死を遂げられました。安倍元総理は潰瘍性大腸炎という難病と闘いながら歴代総理大臣として最長の8年8ヶ月在職しアベノミクスで経済を回復し、地球儀を俯瞰する外交で日本の国際的地位を高められた功績は大きく安倍元総理を失った損失は計り知れないものがあります。謹んで安倍元総理のご冥福をお祈り申し上げます。
 こうした暗い世相の中、明るいニュースもありました。政治の世界では第二次岸田内閣で林芳正衆議院議員が引き続き外務大臣に就任されました。今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
 スポーツの世界では北京冬季五輪で日本選手が過去最多の18個のメダルを獲得し、サッカーW杯の日本代表チームの活躍も大きな勇気と感動を与えてくれました。野球界では大谷翔平選手が二刀流でベーブルース以来の2桁勝利、2桁本塁打と活躍しました。さらに第104回全国高等学校野球選手権大会での下関国際高等学校の準優勝は県民に大きな勇気と感動を与えてくれました。
 禍福はあざなう縄の如しと申しますが今年は災い転じて福となす年としなければなりません。
 今年が皆様にとりまして穏やかな良き一年になります様祈念しご挨拶とさせていただきます。