山口県私学振興議員連盟の定例会議が山口市のホテル松政で開催されました。私学の経営環境は公立学校の授業料無償化により大変厳しい状況です。さらに少子化の進行により本県の 14 歳以下の年少人口は、今後 20 年で約33%減少して12 万 4 千人となる見込みです。そんな中、国のギガスクールが始まり全公立学校へタブレット端末の配布が始まりました。一方、私立学校においてはタブレットの購入やICT環境の整備に多額の費用がかかる為にオンライン授業の実施が困難な状況でした。
 そこで先般私学関係者の皆様が村岡知事と柳居議長にICT環境の整備を要望された結果、9 月定例県議会で私立高等学校等におけるICTを活用した教育環境の整備に対する補助金として6.3億円の補正予算を計上して頂きました。お陰で公立高校と遜色ないICT環境が整備できると心から感謝申し上げます。