♯10増10減問題♯1票の格差♯地方vs都会
TV「大下容子ワイド!スクランブル」の一票の格差を是正する「10増10減」問題の取材を受けました。
「人口が減少しているので議員定数も削減するというのは当然だと思うが、人口だけで選挙区や定数を決めるのはいかがと思う。
 例えば参議院の島根選挙区と鳥取選挙区が合区となりましたが、面積が広すぎる。とても一日では回りきれません。選挙区の面積も考慮に入れるべきと思う。島根県の面積は約6,700km2、鳥取県の面積は約3,500km2、合わせて約10,000km2 。これを一人で政治活動しなければならない。
 一方、東京都は約2,200km2で定数が12人ですので一人当たり約180km2です。55倍の差があります。同一労働同一賃金の考えにも反する。又、面積が広ければインフラの整備や自然の保護にお金がかかる。
 地方は人口減少、過疎化という問題に直面している。この上、地方の代表である政治家が減少すれば地方の声が届きにくくなり、過疎化がさらに進行する。地方が切り捨てられる事を危惧している。アダム方式の人口比だけで判断するのでなく面積も考慮すべき。
 1票の格差問題で地方と都会の有権者が対立するのは不幸な事でありこれを解決するのが政治の務め。しっかり議論して頂きたい。」とお話しました。