宇部小野田造園業組合の若手経営者の皆様と「花と緑と彫刻のまち」宇部市を盆栽で活性化しようと話し合い、埼玉県さいたま市盆栽町を視察しました。
盆栽町は大正12年の関東大震災後東京の盆栽業者が理想郷を求めて移住したのが始まりで現在は盆栽を求めて海外からお客様が大勢こられるそうです。
視察をした清香園は江戸時代の創業で園主の山田登美男氏は4代目で一般社団法人日本盆栽協会理事長を務められています。
「盆栽は10年手元に持つと真に自分の作品になります。最低でも5年は手元に持って自分の作品として愛情をかけて欲しい。その位の心に余裕が無くては楽しさが沸いて来ないし、心の眼も真の審美眼も開けません。」との大変奥深いお話をお聞きしました。山口県から視察に来たと話すと安倍家や岸家とも親交があったと懐かしそうにお話され、500年前の秘蔵の盆栽を見せて頂きました。