厚南4地区役員と地元選出の県議会議員・市議会議員との懇談会が厚南市民センターで開催され、4地区の抱える問題について協議しました。地区役員から梶堀1号踏切の拡幅や宇部駅前の渋滞緩和、厚東川の河川改修、厚東川土手の樹木の伐採などの要望がありました。特に梶堀踏切の拡幅については西宇部小学校の通学路であり朝夕のラッシュ時は車両が輻輳し危険なので一日も早く実現して欲しいとの切実な要望がありました。又、JR西日本や宇部市との交渉について情報提供して欲しいと要望がありました。
そこでこれまでの経過について情報提供を行います。
危険踏切の改良については山口県踏切道改良協議会において法指定をされた踏切道から優先的に改良工事が行われます。同協議会の構成員は、中国地方整備局、中国運輸局、JR西日本、山口県、県内市長、同町長他です。
宇部市からは危険狭隘踏切道(4、5号踏切道)として宇部線の玉川踏切、八王子踏切が挙げられていますが、未だ法指定がされていません。この法指定に時間が掛かっており、梶堀踏切については机上にもあがっていませんでした。
そんな中、令和3年4月1日に施行された「踏切道改良促進法の一部を改正する法律」により、改良すべき踏切道等について、機動的な法指定ができるように見直しが行われました。
そこで4、5号踏切道ではなく通学路にある危険踏切道(9号踏切道)として山口県踏切道改良協議会へ宇部市から要望を行なう様に宇部市土木建築部長に申し入れをしました。これを受け同部長より市道の改良を含む踏切道の計画図を作成してJR西日本と協議するとの回答を頂きました。これにより一日も早く改良工事が始まることを願っています。